ロンドンのテート・ギャラリー(今は単にテートと呼ぶのが正しい) のプロジェクト. 日々流れてくるニュース写真を解析して、テートのもつ膨大な収蔵作品から「似通った」ものを検索しようというものです。類似度の判定は次の四つの解析結果を総合して判断しているようです.
- 1. 物体の検知 (白いシャツを着た男性、空を飛ぶ飛行機)
- 2. 顔認識 (性別、年齢)
- 3. コンポジション ( 全体的な色、構図)
- 4. コンテクスト (絵・写真から生成したキャプションの文章上の相関性)
残念ながら新しい写真の解析はストップしていますが、 プロジェクトサイトでは過去の解析の結果をブラウズできます.
ニュース画像を解析して写真のアーカイブと紐付けるという発想でいうと、 Brian EnoのThe Shipのwebサイト (http://theship.ai/)に非常に近いのですが、The Shipの方はあえて誤読を誘発するような作りになっていて、最終的な見せ方がぜんぜん違うのが面白いですね. (disclaimer: この記事の投稿者自身が制作に関与しています) the shipに関してはDentsu Lab Tokyoさんのブログ記事やWIREDの記事をご参照ください.
RECOGNITION HAS NOW BEEN TURNED OFF.
RECOGNITION WAS AN ARTIFICIAL INTELLIGENCE PROGRAM THAT COMPARED UP-TO-THE-MINUTE PHOTOJOURNALISM WITH BRITISH ART FROM THE TATE COLLECTION BETWEEN 2 SEPTEMBER AND 27 NOVEMBER 2016.
THIS WEBSITE WILL REMAIN AS AN ARCHIVE OF THE MACHINE’S FINDINGS. PLEASE RETURN SOON TO FIND MORE RESULTS FROM THIS EXPERIMENT TO SEE WHETHER MACHINE INTELLIGENCE CAN UNEARTH SIMILARITIES BETWEEN THE ART OF THE PAST AND REPRESENTATIONS OF TODAY’S WORLD.